GNSSとトータルステーションを使ったハイブリット観測が可能な点も魅力的（TOPCON GNSS Hyper-SRと福井コンピュータTREND-FIELDを使った「GNSS丁張や施工管理」システム）
■株式会社中央測量さま（飯山市）
はじめに興味をもっていただいた瞬間は？
施工会社様からGNSSを使った丁張などの依頼がありました。
施工会社様から指定された設備ですと導入に500万～600万かかるため、今所有している設備を有効利用でき、かつ将来的にも使えるシステムを探していたところ、いとうさんに提案してもらったシステムなら同様の事が出来そうな感触を得ることができたときです。
導入の決め手はなんでしたか？
GNSSの選択肢は二択でしたが低価格だったためです。 電子平板端末は既に所有しており、利用するためのプログラムをオプションとして追加導入することが可能だっため、ハード面での費用を抑えることができました
また既存のトータルステーション（以下TS）も接続できるため、GNSSとTSを使ったハイブリット観測が可能な点も魅力的でした。 精度を出したい観測にはTSを利用できます。
いとうさんに実機を用意してもらい、実際の現場で３度ほどデモを兼ねた実証実験を行っていただき、これなら使えそうだと言う実感を得て契約致しました。
導入後のご感想をいただけますか？
良かった点：丁張を出す際に、任意の場所、丁張をかける方向がその場で確認し設置できる点です。しかも設計面までの高さもわかるので、任意の場所で、ここをあと掘削をどのくらいするのか？など簡単にわかる点が素晴らしい。
３次元の設計データを使用できるため、勾配の変化点や、一定勾配ではない面でも、自分のいる場所と設計面での比較が容易にできる点も。
次なる機能要望としては、TREND-FIELD側で3D表示が出来るようになるとさらに素晴らしいと思います。施工業者さんや、発注者である自治体の立ち合い時にも非常に喜んでもらえました。
今後ともサポートをよろしくお願いします。